その2。
いよいよライブがはじまった!!
はやくも熱狂状態の会場!


●21世紀音頭
…ウワサには聞いていたハイロウズ音頭。
ぴっぴっぴ、ぴぴっぴぴ♪
ぴっぴっぴ、ぴぴっぴぴ♪
歌詞もメロディも、どう聞いても「音頭」なのに、ちゃんとロックとしてカッコよくなってるのが不思議。
当然ながらしょっぱなから、みんなぴょんぴょん激しいので、さっそく疲れる俺(爆)。
体力ねー
しかし、この曲はお祭り調で、やたらノレるぞ!
なぜならば俺達ゃ、日本人だからな!!


●14才
『ジョナサン 音速の壁に
  ジョナサン きりもみする

ほんとそうだよな どーでもいいよな
  ほんとそーだよな どーなってもなってもいいよな

一発目の弾丸は 眼球に命中
 頭蓋骨を飛び越えて僕の胸に

  二発目は 鼓膜を突き破り
  やはり僕の胸に

  それは僕の心臓ではなく
  それは僕の心に刺さった。

レコードプレイヤーに針をおとした瞬間
  おまえを14歳にしてやるぜ』


って曲。
聞いていて、背中からぞくっと、ぼくを感動が支配した。
ヒロトの語りも入る。
「ジョナサン」は、ヒロトの敬愛するジョナサン・リッチマンと、大空に挑んだ「かもめのジョナサン」をかけているんだと思う。
「旅人」で、「中学生の頃か生まれる前か、爆発寸前の火薬のようなレコードが好きだった」と歌ったあの気持ちが歌われている。
はじめてこの素晴らしい曲を聴けたのが、「生ハイロウズだった」というシアワセ。
この歌大好きだ。


●クリーミー
…ヨコ揺れの曲。
ベースが映える。
ハイロウズならではの「音の快感」でシビレル。
僕は、この曲くらいから、うしろに下がって一生懸命、歌を聴いてました。
のるのる。


●海雲台(へウンデ)ブルース

『ササミをつまみに酒を飲む
浜辺にざこ寝の家族連れ
夜明けが来るまでバカ騒ぎ
歌うへウンデブルース』


って歌詞。
基本的に同じフレーズの繰り返しだけど、なんなんだろう、この迫力は!!
かっこよくって笑ってしまいました。


●フルコート

『神の仕業ではないんだ 本当の名場面だ
 他に方法は無いんだ 他には無いんだ』

『錆付いたプラチナと ひび割れたダイヤモンド
 強いから 大きいから 勝てるとは限らないぜ』


ってうた。
ここんとこヒロトがはまっている、NBAを題材にした歌のようです。
「フルコートのD〜♪」というサビ。「D」は、バスケットでいうディフェンス、らしい。
哲学は全てに、すなわちロックに通じるんだ。


●ジェリーロール
…お待ちかね。
マーシーのリードヴォーカル曲!!
「ガタガタゴー」以来だからひさびさの新曲!
めちゃめちゃカッコいい、ロックンロールです。
歌詞は、はっきりいって…やばい…。
放送禁止用語をこれでもかと詰め込んでます。


『ジェリーロール

つんぼも めくらも

ジェリーロール』


という歌詞です。
うわ、CDにできるんかいな。

といっても、全てをぶちのめすという、いつも通りのマーシーです。
これでもかって、あえてぶつけてきてるので、嬉しくってたまらなかった。
マーシーがこれから1年か2年しょっていくに相応しい、最高のパンクロックだと思ったよ。

差別じゃなくって、「みんな」ぶちのめしてるんだ。
最高。

その3に続く



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