- ●RULE
「風帝伝説FIGHTERカードゲーム(15周年版)」ルール
1.初めに
●ゲームの概要
ゲームの目的は、「蒼い風」やその他のキャラクターを操り、自分が守っている地域を増やすことです。ただし場に出せるキャラには限りがあり、攻撃と防御を同じキャラが行うことはできないので、うまく手札と人材をやり繰りしていかなくてはなりません。
●プレイ人数と必要な物
2人以上で遊ぶことができますが、3〜4人をお薦めします。また、6面サイコロを4個用意して下さい。
●カード構成
キャラカード 49枚
装備品カード 12枚
ホールドカード 11枚
戦闘補助カード 11枚
たわけカード 2枚
イベントカード 2枚
地域カード 12枚
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計 99枚
●カードの見方
カードの下段に書かれているのは、カードの種類です。ただし、キャラカードは省略しています。
キャラカードと「邪雷王シーザーハルト」、「冥頂魔天エクスジード」の上段の数値は、左から物理攻撃、物理防御、魔法攻撃、魔法防御です。なお「D」とは6面サイコロを表し、例えば「2D+3」なら「サイコロ2個の出目+3」ということです。
装備品カードの上段の数値は、左から物理攻撃、物理防御、魔法攻撃、魔法防御への加算値です。
なお、キャラカード名の頭に書かれているイラストは、ゲーム上の意味は特にありません。
(原作における所属パーティを表しています。)
2.ゲームのやり方
●ゲームの準備
[1]プレイヤー人数枚の地域カードを無作為に抜き出し、各プレイヤーの場に1枚ずつ配置する。
↓
[2]残りのカード全てをよく混ぜ、各プレイヤーに手札として5枚ずつ配る。残りが山札となる。
↓
[3]配られた手札にイベントカードがあった場合には、山札に混ぜ戻し1枚引く。地域カードがあった場合には、自分の場に配置し1枚引く。(手札にオープンカードがないようにする。)
↓
[4]ジャンケンなどで順番を決め、1番の人から時計回りにプレイする。
●勝利条件
以下のいずれかを満たしたプレイヤーの勝利です。
《1》地域カードを40点(プレイヤーが5人以上の場合は30点)集める。
《2》山札が尽きたプレイヤーのターンの終わりに地域カードの合計点が最も高い。
《3》「闇王丸」を装備したキャラが自分のパーティにいて、場に地域カードが1枚もない。
●場に残るカードと使い捨てカード
ホールドカード、戦闘補助カード、たわけカードは1回限りの使い捨てカードです。キャラカード、装備品カード、地域カードは除去されるまで場に残ります。
●ターンの流れ
[ドローフェイズ]山札から1枚引く。イベントカードならオープンして従う。地域カードならオープンして(どのプレイヤーのものでもない状態で)場の中央に配置する。
↓
[メインフェイズ]以下の行動を好きな順番に何度でも行える。
・キャラカードを自分の場に出す。(自分の場のキャラを総称して「自分のパーティ」という。パーティは最大5人まででそれ以上にはできない。これはカードの効果による場合も同様である。)
・キャラが防衛する地域を配置し直す。(1人が複数の地域を守ることもできるが、戦闘に敗れたら防衛していた地域を全て取られる。逆に1つの地域を複数のキャラで守ることはできない。誰も守らない地域があっても構わないが、攻められたら自動的に取られる。)
・装備品カードを自分のパーティのキャラに装備する。
・ホールドカードを使用する。
↓
[戦闘フェイズ]1回だけ地域を守っていないキャラ1人で他のプレイヤーの地域を侵攻することができる。(各プレイヤーの1ターン目には行えない。)
↓
[手札調整フェイズ]手札が6枚以上ある場合、5枚になるまで捨てる。
●戦闘の流れ
[1]侵攻する地域1つを宣言する。(複数の地域を守るキャラがいる場合には、その地域全て。)
↓
[2]防衛するキャラがいない場合には自動的に取ることができ、以下の3〜8は飛ばす。
↓
[3]侵攻側は戦闘補助カード1枚を裏向きにして出せる。
↓
[4]防衛側は戦闘補助カード1枚を裏向きにして出せる。
↓
[5]戦闘補助カードを表向きにして、同時に効果を発揮する。(効果はこの戦闘の終了まで。)
↓
[6]先攻・後攻を決定する。互いに6面サイコロ1個を振り合い、大きい目を出した方が先攻となる。同じ目の場合には侵攻側が先攻となる。
↓
[7]先攻側が攻撃を行う。
↓
[8]後攻側が攻撃を行う。
↓
[9]この戦闘で得たカードに関してのみ配置し直す。
●攻撃の方法
まず物理攻撃か魔法攻撃のどちらかを選び、相手キャラの対応する防御力以上を出せば倒せます。また、サイコロの出目が全て6だとクリティカルとなり数値に関係なく倒せます。倒されたキャラは捨てられ、侵攻側が勝った場合には目標の地域を得ます。
相手キャラの防御力とちょうど同じ数値で倒すかクリティカルで倒した場合、そのキャラを説得して自分のパーティに加えることができます。(加える場合のみ、倒されたキャラは捨て札になりません。ただし、パーティの最大人数5人を超える場合には加えることはできません。)
●たわけカード
たわけカードは、ホールドカードが使われた時か戦闘補助カードが効果を発揮した時(目標を指定後、サイコロを振るカードの場合は振った後)に、全てのプレイヤーが使用できます。なお、「たわけ!」で無効化されたカードはそのまま捨てられます。
3.補足
●旧ルールからの変更点
ゲームの開始時以外に引いた地域カードは、どのプレイヤーのものでもない状態で場の中央に配置することになりました。これ以外にルールの変更はありません。
●一時的なキャラ
「邪雷王シーザーハルト」、「冥頂魔天エクスジード」、「長栄軒のバナナサンド」で一時的にパーティに加わるキャラは、パーティ人数には数えません。
●複数の効果
複数のカードからの効果は累加します。(例えば「オリオン七神器」と「風陣王」を装備した場合、物理攻撃+8となります。)
●「求婚」
自分の場に同性のキャラしかいなくても、あるいはキャラがいなくても使用できます。(手札にいるキャラか戦闘要員以外が求婚したとでも考えて下さい。)
●「操士ヴァル」
「ヴァル」が場にいる時は使えません。後から「ヴァル」が出た場合は、この装備品は捨て札になります。
●「天界庁長官エリオン」
「自身のターン」とは、カードを使われたキャラがいるプレイヤーのターンです。
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